決算審査を振り返って~会派の意見(抜粋)

鎌倉市議会の決算等審査特別委員会が9月22~29日に開催され、ネット鎌倉からは私が委員として審査に参加しました。

本日29日には、その前4日間の集中審議を踏まえた意見開陳が行われましたが、私は家族の看護のためにやむなく欠席いたしました。
意見は既に会派としてまとめていましたが、会派の保坂議員よる代読は認められませんでした。

本日表明する予定だった個別事業についての意見から、本ページに6件、保坂議員のホームページに5件の意見を掲載し、公開したいと思います。
なお、10月5日の最終本会議では、決算議案の採決に先立って別途会派として「討論」を行います。

 

海水浴場運営事業について
前年に引き続いて海水浴場が開設されなかった2021年夏の鎌倉の海は、水難事故防止の安全対策では万全を期せなかったものの、市民、特に家族連れの憩いの場としての海辺の価値を確認するものとなった。
今後の海水浴場のあり方を考える上で、この経験を生かしてほしい。

新規就農者確保支援について
新規就農者の確保に向けた予算が毎年計上されているが、実績には結びついていない現状である。
都市農地貸借法に基づく生産緑地の賃借で、環境配慮型の農業に意欲的な借り手による営農が広がるよう促し、支援することを提案する。

 

公園維持管理事業
公園施設長寿命化計画により、支出を平準化して公園設置遊具の更新が図られており、一方、たまなわ児童遊園に2021年度末にインクルーシブ遊具が設置され、由比ガ浜海浜公園へのインクルーシブ遊具設置の計画も進められている。
インクルーシブな遊具を導入していくという方向性は評価するところである。

ただ、公園によっては、遊具を置かず、子ども達が自由に走り回ったり、多世代の人が集って様々な活動ができるオープンなスペースを確保しておくことが利用者ニーズに適う場合もある。
障がいを持つ子の保護者はもちろん、多様な市民団体の意見も聞いて連携して取り組むことこそ、インクルーシブ社会につながる取り組みである。
 

ICT教育を進める上での留意点
1人に1台端末の施策は、子どもの心身への様々な影響や情報リテラシーについて親が知る機会がないままに始まった。
個別最適化した学びを支えるというメリットがある反面、情報過多なデジタル環境に過度に依存してしまう恐れなどのデメリットがあることを、子どもが学ぶ前に教職員と保護者がしっかりと学ぶ必要があった。

子どもの利用には、教職員と保護者双方の理解と知識が求められることから、今後、保護者にとっての学びの場を設ける必要がある。

かまくらULTRAプログラム
学校における集団的な学びに馴染めない子どもを対象としたプログラムとしての位置づけを明確にすべきである。
さらに多くの委託費を注ぎこんで一時に大勢が参加できるようにすると、集団的な学びに馴染めない子どもにとっての体験の場ではなくなってしまう。

貴重な体験の機会となる可能性もあるが、一過性の体験で終わる可能性が大いにあることに留意すべきである。
学校における集団的な学びに馴染めない子どもにとって本来的に必要なのは、川崎市夢パークのようないつでも行ける居場所であり、そのような居場所を作ることを望むものである。

川崎市子ども夢パーク

かまくら冒険遊び場・梶原

 

小学校給食について
鎌倉食育推進計画には「いただきますとごちそうさまのあいだにある大切なこと。」から始まり、生産から食の過程を知り食品ロスを考えることや、食を通した人づくり・地域づくり・環境づくりの必要性について書かれている。

コロナ禍以降、黙食が進み、保護者向けの試食会やアンケートも中止になり、食が見えなくなっている。
現状に代わる楽しい共食のあり方や保護者への周知のあり方を早急に考えるべきである。

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