出前講話 「 平和 」

3月14日、鎌倉平和推進実行委員会が企画し、鎌倉市が主催した出前講和「平和」を聴きに行きました。
広島平和記念公園に「原爆の子の像」があります。
今日は、像のモデルになった佐々木禎子さんの甥の佐々木祐慈さんのお話でした。
禎子さんは被爆した10年後の12歳で白血病になり、それでも痛さや辛さを表に出さず、希望を忘れずに折り紙を折り続けました。
被爆体験者が少なくなっています。広島、長崎の事実を語り継ぎ、原爆の怖さ、平和は当たり前ではないと言うことを子どもたちに伝えていきたいです。

鎌倉市は、長年、平和推進事業に市と市民が協働で取り組んできましたが、突然、来年度から実行委員の公募中止を決めました。3月1日の市議会総務常任委員会で、公募の継続を求める請願と陳情を審議されましたが、いずれも継続審査となり、4月に市議選があるため、廃案になる見通しです。
小学校の子どもたちに被曝体験や戦争体験のお話をしてくださる出前授業も、この実行委員会で取り組まれてきました。他にも数々の素晴らしい取り組みを継続してきた実行委員会です。
今回が最後の講話になってしまい、長年引き継がれてきたものを取りやめることは残念でなりません。
https://www.kanaloco.jp/news/life/article-333805.html

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